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OWNDAYSな人たち2025.08.08

初の「外国籍スタッフ向けアンケート」でホンネ調査

OWNDAYSな人たち2025.08.08

初の「外国籍スタッフ向けアンケート」でホンネ調査

日本だけでなくシンガポール、台湾など全世界13カ国・地域で約600店舗を展開するOWNDAYSは、日本の小売業の会社の中でも国際性・多様性が高い仕事環境といっていいかもしれません。

今回は、この記事のために外国籍スタッフを対象にした特別アンケートを実施しました。
OWNDAYSの成長の歴史を知るベテランと、社内立候補制度を使い店長になった実力派中堅どころ2名の外国籍スタッフが、このアンケート結果を踏まえてホンネトーク!
OWNDAYSの“リアルな声”をお伝えします。

 

C.Q/ 2013年 中途入社

人事部 採用課
中国出身。留学生として来日。大学を卒業後、福祉関連企業の組織戦略開発室で4年ほど働いた後、OWNDAYSへ。店舗スタッフから社内FA制度で人事部配属になり、現在は採用から就労ビザの手続きまで幅広く担当している。

C.M/ 2018年 中途入社

営業部 店長
中国出身。日本の専門学校を卒業後、会社説明会でOWNDAYSと出会う。内定者アルバイトとして川崎ダイス店、入社後は上野マルイ店を経て「社内立候補制度」で店長に。これまで東京ダイバーシティ→錦糸町マルイ→渋谷ロフト店の3店舗で店長を経験している。

 

多国籍な職場の魅力とは? 外国籍スタッフアンケート公開!

創業以来、外国籍スタッフの採用を強化してきたOWNDAYSは、全従業員の約10%が外国籍スタッフです(2025年6月現在)。

日本以外にイギリス・インドネシア・インド・韓国・スリランカ・台湾・中国・チュニジア・ネパール・バングラデシュ・ブラジル・フランス・ベトナム・ポーランド・マレーシア・ミャンマー(50音順)の16カ国と幅広い国籍のスタッフが在籍しています。

外国籍スタッフの方たちも日本人スタッフと同様に、それぞれの個性を活かした働き方ができる環境が整っており、これは会社の強みのひとつといえます。

 

「職場の人間関係」って大事です。

——仕事を充実させるのに重要なことは「職場の人間関係」と答える方が一番多い結果となりました。
  お二人がOWNDAYSに入社を決めたきっかけを教えてください。

C.Q

友達の紹介でOWNDAYSのことを知り、今年で入社12年目を迎えました。当時は、外国籍スタッフも少なく、海外展開が始まろうとしていた時期だったので、すごく勢いがある会社だと感じていたんです。入社前に店舗で働いている人たちの姿をみて「ここなら、私も頑張れそう」と入社を決意しました。

C.M

私は、会社説明会でOWNDAYSを知り「この会社で働きたい」と一目惚れしました。実はここしか受けていません。私が近視だったことと面接の時の雰囲気がすごく良かったことが入社した理由です。ただ当時の日本語能力試験(JLPT)はN2レベル。日本語のスキルに不安はありましたが、入社後にたくさんサポートしてもらえたので、安心して働き続けることができています。

 

充実したサポート制度だから安心。

——日本語に対する不安はどのように克服しましたか?

C.M

内定者アルバイトの時から店舗に立たせていただいたことで、実践的な日本語を身につけることができました。

メガネ技術の専門用語は日本人にとっても難しいものが多いですが、周囲の日本人スタッフの皆さんが、丁寧に、かみ砕いて説明してくれたおかげで理解を深めることができました。
学びやすい環境と温かいサポートに、心から感謝しています!

C.Q

日本語レベルを不安に感じるスタッフも多いのですが、私たちが行っているのは接客業。語学力以上に接客スキルを重要視しています。C.Mさんは、日本語能力試験(JLPT)がN2レベルで入社しても、販売スタッフとしてしっかりと働けることを体現してくれたひとりです。

外国籍スタッフにとってサポート体制は重要なポイントのひとつですが、今回のアンケート結果では「制度はもちろん同僚スタッフの親身なサポートに助けられた」という声が多く寄せられていましたね。

C.M

特に「出産準備特別休業制度」はありがたい制度でした。私は中国での出産だったため、子どものビザの取得や復帰までの流れについてもわからないことだらけ……。それでも会社が丸っとサポートしてくれたので、とても安心して過ごすことができました。

 

——「ビザや在留資格に関するサポート」については、満足している人が85.3%と非常に多い結果でした。人事部のC.Qさんはどのように受け止めましたか?

C.Q

就労ビザに関しては、在留資格「技術・人文知識・国際業務」で申請しています。国によって申請の方法はまったく異なり毎回大変なんですが、これまで通らなかった人はいません! どんな国でも全力でサポートしますので、その面では安心していただけているのかな、と思います。

C.M

就労ビザは日本に住む友人からも「大変だ」という話をよく聞きます。OWNDAYSでは、会社が全て準備してくれるので、手続きに困ることはありません。更新に必要な推薦状も会社が準備してくれて、とっても助かりました。

 

社員の約10%が外国籍スタッフだから、相談しやすい。

OWNDAYSの外国籍スタッフの割合は、約10パーセント。また人事部にC.Qさんがいることで、外国籍スタッフでもとても相談しやすい雰囲気があると話してくれました。

C.M

国籍に関係なく、会社の仲間とプライベートでも交流があります。あとわからないことがあれば、いつもC.Qさんに聞いているくらい頼れる存在!この前も『WeChat』しちゃいました(笑)。 誰もが安心できる職場ですよ。

C.Q

うれしい(笑)。ちなみに、一般的に小売業の離職率は30%前後と言われていますが、OWNDAYS全体の離職率はそれと比べてもかなり低い水準を維持しています。また、「国籍問わずキャリアアップしやすいか」というアンケート結果も、70.4%が「キャリアアップしやすい」と答えていますね。

  

——離職率が低い理由はどこにあると感じていますか?

C.Q

トレンドに合わせた制度や組織体制を整えているところだと思います。例えば、5年ほど前はアグレッシブにキャリアアップを目指す人たちが国籍問わず多くいたのですが、ここ数年は「自分に合うキャリアを選ぶ時代」にシフトしてきました。

時代にマッチする社内制度にアップデートしつつも国籍・学歴・社歴・年齢・性別などに関係なく活躍できる組織として進化し続けていることが、離職率の低さにも繋がっていると考えています。

——OWNDAYSにはキャリアアップをサポートするさまざまな施策があります。お二人の中でおすすめの制度はありますか?

C.Q

社内FA制度は「日本でがっつり仕事したい」という外国籍スタッフに人気の制度だと思います。私自身も入社後に店舗での経験を経て、社内FA制度を使い人事部へ異動しました。自分の得意なことが明確な人や色んな職種に興味があり、チャレンジしたい方にもおすすめです。

C.M

私は資格取得の制度が充実しているところが気に入っています。資格取得にかかる受験料や交通費を負担してくれるんです。技術力を身につけたい人にはありがたい制度ですし、会社が応援してくれているような気持ちになれます。

C.Q

あとC.Mさんは「社内立候補制度」を使って、入社して数年で店長に立候補しましたよね?

C.M

はい。みんなの前でプレゼンするのはとっても緊張しましたが、頑張りました(照)。
社内立候補制度については年々進化していて、OWNDAYSではキャリアアップしたい人も、プロフェッショナルに技術力を上げていきたい人も自分に合う働き方を選べます。
日本人、外国人関係なく自分らしいキャリアを築けるのではないでしょうか。

 

自分に「合う」会社を選ぼう。

——日本の企業で働きたいと考えている外国籍の方にアドバイスをお願いします。

C.Q

いろいろな働き方が選べる時代になりました。自分にとって働きやすい環境を選ぶことが大切だと思います。雰囲気や働き方は想像や情報だけでなく、自分の目で確かめてほしいですね。

C.M

私もそう思います。企業を選ぶときは、外国籍スタッフの割合をチェックするのも大事だと思います。平均値はあるけど、会社によって実際はけっこう差がありますからね。

——最後にお二人の目標をお聞かせください。

C.M

私は社内の外国籍スタッフでもまだいない国家資格の「眼鏡作製技能士」の取得を目指しています。私の挑戦が、これからの外国籍スタッフにとって「自分にもできる」というきっかけになればうれしいです。

C.Q

頑張って! 私は今以上に外国籍スタッフが働きやすい環境になるよう人事制度を整えていければと思っています。採用割合も増えてきたので、世界中に店舗を展開するOWNDAYSだからこそ、様々な国の人たちが安心して、長く楽しく働ける職場をつくっていきたいです。